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10. 患者さん自身ができる、治療への参加

[2026.05.01]

医療スタッフは、あなたの治療を全力でサポートしますが、最終的に治療効果を最大限に引き出すためには、患者さんご自身の協力が不可欠です。

①食事・水分管理

これは、透析治療の基本であり、最も重要な部分です。
どんなに良い薬を使っても、毎日の食事でリンやカリウム、塩分、水分を摂りすぎてしまえば、薬の効果は打ち消され、体に負担がかかってしまいます。
管理栄養士と相談しながら、美味しく、そして安全な食事の工夫を続けることが、多くのお薬を減らす一番の近道になることもあります。

②服薬の遵守

処方されたお薬を、指示された通りに、決められた時間に飲むこと。
特に、リン吸着薬のように「食直後」といったタイミングが重要な薬は、それを守ることが効果を出すための鍵となります。
「薬が多くて管理できない」「つい飲み忘れてしまう」という場合は、決して一人で悩まないでください。
お薬カレンダーを使ったり、一包化(一回分を一つの袋にまとめる)してもらったりと、

薬剤師が様々な工夫を提案してくれます。副作用がつらくて飲みたくない、という場合も、正直に相談すれば、別のお薬への変更などを検討してもらえます。

 

あなた自身が、自分の体と治療に関心を持ち、日々の生活の中でできることを実践していくこと。
それが、「やらされる治療」から「参加する治療」への第一歩であり、透析と上手につきあっていくための何よりの力となります。

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